- 鉄道会社の就職試験に落ちてしまいました。
- 諦められないけどこれからどうすればいいの?
- もう一度チャレンジする方法はあるの?
せっかく鉄道会社に就職できると思ったのに、落ちてしまったなんてショックでこれからのことなんて冷静に考えられないですよね。
諦めずに再挑戦しようと思っても自分に合った道をしっかり選ばないと、また失敗することになってしまいます。
この記事を読めば自分がこの先どんな方法で再挑戦すればいいのかがわかるようになります。
専門学校卒の人が鉄道会社に再挑戦する方法は、大学に進学して新卒で再挑戦するかするか就職して社会人採用で再挑戦する方法があります。
時間やお金の観点から自分に合った方法で再挑戦しましょう。
再挑戦の方法2選
大学に進学
大学に4年間通い、新卒で再挑戦します。
JRや大手私鉄では駅員や運転士など現場で働く社員も大卒で多く採用しています。
ある程度学力がある人
4年間の時間を取れる人
大学の名前だけである程度の学力がわかってしまいます。少しでもレベルの高い大学に入れば大学のネームバリューで内定がもらいやすくなります。
行きたい大学の先輩が鉄道会社に入っているか、大学に確認しておきましょう。
就職して社会人採用で再挑戦
就職して、働きながら鉄道会社の社会人採用で再挑戦します。
大学に行くお金がない人
早く社会に出たい人
鉄道の仕事に携わりたい人
おすすめは鉄道の関連会社に就職することです。ホワイト企業が多く、鉄道の仕事の一部を知ることができるからです。
鉄道会社は鉄道に関する全ての仕事をしているわけではありません。
- 車両の製造
- 駅・車両・線路のメンテナンス
- 駅員の業務の一部(車椅子対応など)
これらは鉄道会社とは別のグループ会社や下請けの会社が行なっています。
鉄道関連の会社は給料も比較的高く、ホワイト企業も多いのでおすすめです。
鉄道会社は社会人採用を行なっていない会社も多くあります。どこの会社が採用を行なっているのかこまめにチェックして、試験対策を事前にしっかりと行なっておく必要があります。
やってはいけないこと
頑張って鉄道会社を受けてのに落ちてしまったからといって適当に進路を決めてしまうと失敗して後悔することになります。
適当な大学に進学する
大学ならどこでもいいと言ってどこでもいいから進学に大学に行くのはやめましょう。
名前さえ書けば入学できてしまう大学はいくらでもあります。
目的なく進学してしまうと高い学費だけ払っても何も身に付かず辞めてしまうことにもなりかねません。好きなこと、やりたいことが叶えられる学校を選びましょう。
適当に就職する
お金がもらえるからといってとりあえず就職するのはやめましょう。
働くということは精神的にも肉体的にもきついことが多いです。好きなこと、やりがいのあることを仕事にしないと絶対に続きません。
落ちた理由
あなたが鉄道会社に落ちた理由は『会社の都合』です。会社の採用試験は様々な要因で合否を決めています。なぜ採用しなかったのかは教えてくれません。
いくらテストの結果が良くても、面接での印象が良くても
- 採用したい人数
- 適性検査
- 住んでいる場所
などが理由で落とされている場合があります。
でも自信を失う必要はありません。会社の都合で不採用になる要因を解説します。
採用したい人数
会社はあらかじめ何人ぐらい採用したいという明確な数字を決めています。ホームページの採用情報などにも掲載されているオープンな情報です。
基本的には採用したい人数よりも多くの人が試験を受けに来ますが、何人が試験を受けにきたのかは公表されません。
試験を受けにくる人が多ければ多くなるほど落とされる可能性は高くなります。
適性検査
入社試験の時に行なった運転適性検査や医学適性検査の結果で落ちた可能性があります。
運輸系の採用試験は将来車掌や運転士になってもらうことを前提としています。
普段の生活では問題がなくても列車の運行に適していない結果が出てしまうと落とされてしまいます。
住んでいる場所
住んでいる場所が会社から遠い場合、不利になる可能性があります。遠くから通うということは交通費などのコストがかかるからです。
JRや大手私鉄ならば寮や社宅が完備され全国から採用できます。
しかし、小さな鉄道会社は遠くから通勤する人のために高い交通費を払う余裕はありませんし寮や社宅もありません。
会社の近くに住んでいる人を採用した方が交通費が少なく済むので不利になってしまうことがあります。
納得して決めよう
あなたが鉄道会社に入れなかった理由は『会社の都合』です。
落ち込む必要はありません。
- 大学に進学して再挑戦
- 就職して社会人採用で再挑戦
再挑戦したい人はこの2つの中から自分が納得する道を選びましょう。
鉄道会社は新卒での採用人数が多いので、時間や金銭的に余裕のある人は大学に進学して新卒で再挑戦する方法をおすすめします。