フェニ夫の鉄道ブログ
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鉄道会社に就職しやすい専門学校の探し方5選。【チェックすべき3つの注意点】

  • 鉄道会社を目指す専門学校はどうやって探せばいいの?
  • 鉄道会社に就職しやすい専門学校ってあるの?
  • 専門学校は誰でも入学できるの?

専門学校に通って鉄道会社に就職しようと思っても入学する学校選びを間違えてしまうと鉄道会社への道は遠のいてしまいます。

この記事では鉄道会社に就職しやすい専門学校の探し方や専門学校を選ぶ際の注意点について詳しく解説していきます。

フェニ夫
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鉄道会社に一番近い専門学校の探し方がわかるようになります。

専門学校選びで最も重要なことは、直近の卒業生が実際にどこの鉄道会社に何人就職できているか、実績をしっかり確認することです。鉄道会社への内定人数が多い学校は就職対策をしっかり行っている学校と言えるからです。

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鉄道会社に就職しやすい専門学校とは

鉄道会社に就職しやすい専門学校とは以下の2つです。

  • 総合旅行業務取扱管理者の合格率が高い
  • 鉄道会社への内定実績が豊富

この2つがそろっている専門学校は資格の取得と就職対策に力を入れている学校と言えるからです。

フェニ夫
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なぜこの2つが鉄道会社への近道になるのか具体的に解説します。

総合旅行業務取扱管理者の合格率が高い

旅行系の専門学校では国家資格である旅行業務取扱管理者の取得に取り組む学校が多くあります。

旅行業務取扱管理者には

  • 国内旅行業務取扱管理者
  • 総合旅行業務取扱管理者

以上の2種類があります。

旅行業務取扱管理者とは
旅行に関する法律や約款、JRの運賃計算など旅行会社で旅行商品を販売するために必要な国家資格です。合格率は全国平均20%前後(学生だけ見ればもっと高い)

難易度の高い総合旅行業務取扱管理者を取得できれば鉄道会社への道がグッと近づきます。

総合旅行業務取扱管理者の資格は、鉄道会社から見ても

  • 鉄道の実務的な知識がある
  • 努力のできる人間だ

と判断されるからです。

実際に総合旅行業務取扱管理者に合格した人のほとんどはJRや大手私鉄に就職しています。

万が一鉄道会社に就職できなくても旅行会社などで働き、鉄道の近くで仕事をする道も選ぶことができます。

鉄道会社を目指すなら難易度の高い総合旅行業務取扱管理者の取得に力を入れている専門学校を選びましょう。

チェックポイント

1年生の授業のほとんどを旅行業務取扱管理者の対策に使っていて、夏休みなども対策ゼミなどを行っている学校を選びましょう。

鉄道会社への内定実績が豊富

毎年多くの生徒が鉄道会社から内定をもらっている学校を選びましょう。

毎年の実績から自分がどこの鉄道会社に入れそうなのか見当をつけられます。

毎年鉄道会社から内定を多くもらえる学校は、鉄道会社から見ても質の高い生徒が多くいると評価しているからです。

チェックポイント

鉄道業界出身の先生が業界研究や面接などの就職試験対策をしっかり行っている学校を選びましょう。

鉄道会社に就職しやすい専門学校の探し方5選

鉄道会社に就職しやすい専門学校の探し方は次の5選です。

  1. ホームページを確認する
  2. 資料請求する
  3. 学習内容を確認する
  4. 体験入学に行ってみる
  5. 就職実績を直接確認する

まずはどんな専門学校があるのかを知ることから始めましょう。

鉄道会社に就職したいのであれば基本的には旅行関連の専門学校に行くのがおすすめです。鉄道会社を目指すコースがある専門学校もあります。

1、ホームページを見にく

気になる学校の公式ホームページにアクセスしてみましょう。

  • どんな学科やコースがあるか
  • どんな資格を取得できそうか
  • 学校にはどんな設備があるか
  • 学費はどれぐらいかかりそうか
  • 最新の就職率や就職実績はどうか
  • 研修・実習などはあるか

などをチェックしましょう。

フェニ夫
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Twitterやインスタグラム、YouTubeで配信している学校もあります。必ずチェックしましょう

2、資料を請求する

気になる専門学校が見つかったら資料を請求してみましょう。こちらのサイトから全国の専門学校を検索して、一括で資料請求できます。

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※全ての専門学校が掲載されているわけではありません。

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複数の学校から比べてみよう

3、学習内容を確認する

どんな内容を学習できるのかチェックします。

  • 資格取得のための授業が充実しているか
  • 課外学習や実習があるか
  • 接客スキルが身につきそうか

2年間の学習スケジュールをしっかり確認しておきましょう。

4、体験入学に行く

興味のある学校が見つかったら体験入学に申し込んでみましょう。

  • 通える距離か
  • 学校の雰囲気は
  • どんな設備があるのか

など実際に自分の目で確認しておきましょう。

学校側もどんな人が学校に入ろうとしているのか見ておきたいと思っているので、最低でも一回は体験入学に参加してください。

個別相談会には必ず参加しよう

体験入学後に開催される個別相談会には必ず参加して次に紹介する就職実績や国家資格の合格率を直接担当の先生から説明を受けましょう

5、実績を直接確認する

体験入学に行った際に担当の先生から直接最近の国家資格の合格率や就職先を確認しましょう。

専門学校選びでは国家資格の合格率や実際の就職実績を確認するのが最も重要です。体験入学に行った時などに必ず担当の先生から直接話を聞きましょう。

ただし、実績を確認する際にはいくつかチェックしなければいけない注意点があります。

フェニ夫
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注意点は次の項目で詳しく解説します。

チェックすべき3つの注意点

ホームページやパンフレットなどに載っている情報だけで専門学校を決めてしまうのは危険です。

実績を確認する際にチェックすべき注意点は以下の3つです。

  • 最近の実績であるか
  • 姉妹校の実績が含まれていないか
  • 下請け・グループ企業が含まれていないか

古い情報が含まれていたり細かい情報が見えていない可能性があります。リアルタイムな情報を絶対に確認するようにしましょう。

チェックポイント

就職実績を確認するときは

クラスに何人生徒がいて
何年に
何人が総合旅行業務取扱管理者に合格したか
どこの鉄道会社に何人が内定をもらったのか

を必ず確認しましょう。

最近の実績であるか

最低でも過去3年の実績を確認するようにしましょう。

何年も前の就職実績や国家資格の合格率をホームページやパンフレットに載せている学校もあります。

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必ず直近の実績(過去3年ぐらい)を確認するようにしましょう。

姉妹校の実績が含まれていないか

姉妹校(東京校・大阪校・名古屋校・福岡校など)の就職実績や国家資格の合格率をホームページやパンフレットに載せている学校もあります。

自分が行こうとしている学校の単独での就職実績や国家資格の合格率を必ず確認しましょう。

下請けやグループ会社が含まれていないか

ホームページやパンフレットに鉄道業界就職率100%!と謳っている学校がよくあります。

これには鉄道会社本体以外のグループ企業や下請け企業が含まれています。

鉄道会社のグループ会社や下請け企業とは
駅の掃除や売店、警備を行っている会社などです。
駅員・車掌・運転士を目指す人は鉄道会社の本体に入る必要があります。
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鉄道会社本体に何人が入社したのか会社名も含めてしっかり確認しましょう。

確実に入学する方法

専門学校の入学試験は書類選考のみの場合がほとんどです。

公務員系や医療系などの一部の学校を除き、入学希望者は基本的に入学することができます。ただし、人気の学校で定員以上に入学希望者がいた場合には不合格となる場合があります。

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希望の専門学校に確実に入学する方法を紹介します。

AO入学で早めに入学を決める

AO入学とは
書面などの審査だけでなく、体験入学の参加と面談によって本校が求める人物像に準ずるかどうかを判断する入学選考制度です。早期に入学を決定することができるため、従来より早くから目標に向けての準備をすることができます。

学校側から見ても誰かわからないような人がいきなり入学してくるよりも実際に会ってやる気のある人に入学してもらいたいと思っているからです。

AO入学することで以下の特典を受けることができます。

  • 一般の入学よりも早く願書が提出できる
  • 入学金の一部が免除になる
  • 試験の一部が免除になる
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一般の入学よりもお得で確実に入学することができます。

最後は自分次第

鉄道会社に就職しやすい専門学校に入学したからといって必ず鉄道会社に入れるわけではありません。

努力した先にしか鉄道会社への道は開かれません。

専門学校に入学した同級生は良き仲間でもありライバルでもあります。

努力次第では全員が鉄道会社に入ることもできますし、全員が落ちてしまうこともあります。

フェニ夫
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専門学校の2年間はあっという間に過ぎてしまいます。後悔のない2年間にしていきましょう。

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