- 鉄道会社の就職試験に落ちてしまいました。
- 諦められないけどこれからどうすればいいの?
- もう一度チャレンジする方法はあるの?
せっかく鉄道会社に就職できると思ったのに、落ちてしまったなんてショックでこれからのことなんて冷静に考えられないですよね。
諦めずに再挑戦しようと思っても自分に合った道をしっかり選ばないと、また失敗することになってしまいます。
この記事を読めば自分がこの先どんな方法で再挑戦すればいいのかがわかるようになります。
大卒の人が鉄道会社に再挑戦するなら就職留年するか専門学校に進学する方法がおすすめです。
鉄道会社は新卒の方が社会人採用よりも圧倒的に採用人数が多いからです。
再挑戦する方法3選
大卒の人が鉄道会社に再挑戦する方法は3つです
- 就職留年して翌年新卒として再挑戦する。
- 専門学に進学して新卒で再挑戦する
- 他の会社に就職して社会人採用で再挑戦する
時間的・金銭的に余裕のある人は就職留年か専門学校に通い、新卒で再挑戦する方法をおすすめします。
鉄道会社は圧倒的に「新卒の採用者が多い」からです。
例えばJR東日本では社会人(中途)採用も行なっていますが、採用人数は圧倒的に少ないのが現状です。
就職留年する
この年の就職はせず、大学に残って翌年もう一度新卒として鉄道会社に再挑戦します。
新卒で再挑戦したい人
あまりお金をかけたくない人
翌年には再挑戦したい人
就職留年の最大メリットは『新卒』の肩書をもう一度使うことができることです。
専門学校などに行くよりもお金がかからず、1年後に再挑戦することができます。
就職留年費用(1年) | 20〜30万円 |
専門学校費用(2年) | 200万〜300万円 |
同じ鉄道会社を受けても落とされる可能性が高いので他の鉄道会社にも挑戦することをおすすめします。
専門学校に進学
主に旅行系の専門学校に2年間通い、新卒で再挑戦します。鉄道専門の学科があるところもあります。
専門知識を学びたい人
金銭的に余裕のある人
2年間通える時間のある人
再挑戦まで2年ありじっくり準備することができます。一方で費用は就職留年するよりも高くなります。
就職留年費用(1年) | 20〜30万円 |
専門学校費用(2年) | 200万〜300万円 |
在学中は旅行業務取扱管理者の資格などを取得します。実務的なことを中心に学ぶので鉄道会社に入った後の即戦力としての採用が期待できます。
行きたい専門学校から鉄道会社に毎年何人ぐらい入っているか、しっかり確認してから入学を決めましょう。
就職して社会人採用で再挑戦
就職して、働きながら鉄道会社の社会人採用で再挑戦します。
留年したり、専門学校に行くお金がない人
早く社会に出たい人
鉄道の仕事に携わりたい人
おすすめは鉄道の関連会社に就職することです。ホワイト企業が多く、鉄道の仕事の一部を知ることができるからです。
鉄道会社は鉄道に関する全ての仕事をしているわけではありません。
- 車両の製造
- 駅・車両・線路のメンテナンス
- 駅員の業務の一部(車椅子対応など)
これらは鉄道会社とは別のグループ会社や下請けの会社が行なっています。
鉄道関連の会社は給料も比較的高く、ホワイト企業も多いのでおすすめです。
鉄道会社は社会人採用を行なっていない会社も多くあります。どこの会社が採用を行なっているのかこまめにチェックして、試験対策を事前にしっかりと行なっておく必要があります。
あなたが鉄道会社に落ちた理由
あなたが鉄道会社に落ちた理由は『会社の都合』です。会社の採用試験は様々な要因で合否を決めています。なぜ採用しなかったのかは教えてくれません。
いくらテストの結果が良くても、面接での印象が良くても
- 採用したい人数
- 適性検査
- 住んでいる場所
などが理由で落とされている場合があります。
でも自信を失う必要はありません。会社の都合で不採用になる要因を解説します。
採用したい人数
会社はあらかじめ何人ぐらい採用したいという明確な数字を決めています。ホームページの採用情報などにも掲載されているオープンな情報です。
基本的には採用したい人数よりも多くの人が試験を受けに来ますが、何人が試験を受けにきたのかは公表されません。
試験を受けにくる人が多ければ多くなるほど落とされる可能性は高くなります。
適性検査
入社試験の時に行なった運転適性検査や医学適性検査の結果で落ちた可能性があります。
運輸系の採用試験は将来車掌や運転士になってもらうことを前提としています。
普段の生活では問題がなくても列車の運行に適していない結果が出てしまうと落とされてしまいます。
住んでいる場所
住んでいる場所が会社から遠い場合、不利になる可能性があります。遠くから通うということは交通費などのコストがかかるからです。
JRや大手私鉄ならば寮や社宅が完備され全国から採用できます。
しかし、小さな鉄道会社は遠くから通勤する人のために高い交通費を払う余裕はありませんし寮や社宅もありません。
会社の近くに住んでいる人を採用した方が交通費が少なく済むので不利になってしまうことがあります。
やってはいけないこと
頑張って鉄道会社を受けてのに落ちてしまったからといって適当に進路を決めてしまうと失敗して後悔することになります。
適当に留年する
とりあえず今年の就職は諦めて留年しようと考えるのはやめましょう。
目的なく留年してしまうと何も身に付かずに再挑戦してもまた失敗してしまいます。何が足りなかったのか、経験不足だったのか、しっかり見つめ直してから再挑戦しましょう。
適当に就職する
お金がもらえるからといってとりあえず就職するのはやめましょう。
働くということは精神的にも肉体的にもきついことが多いです。好きなこと、やりがいのあることを仕事にしないと絶対に続きません。
納得して決めよう
あなたが鉄道会社に入れなかった理由は『会社の都合』です。
落ち込む必要はありません。
- 就職留年して再挑戦
- 専門学校に進学して再挑戦
- 就職して社会人採用で再挑戦
この3つの中から自分が納得する道を選びましょう。
鉄道会社は圧倒的に新卒採用が多いです。諦めずに鉄道会社に再挑戦するなら就職留年か専門学校卒に進学するのがおすすめです。